コラム
理想の決算書を思い描く
通常、決算書は今期が終わった後に税理士さんから出てきます。
その決算書を見て、ココの数字がどうとかこうとか思っても、今期はすでに終わっているので動かすことはできません。
また、その数字を見て改善計画を立てたとしても、すでにその時は過ぎ去っていますし、今の環境変化のスピードからは大きく出遅れてしまいます。
決算書には、今やっていることの結果が表れています。なので、決算書に出てくる結果を予想し、今の行動を変えていくことで、ある程度思った通りの決算書が結果として出てくる、ということになります。
期が始まるときに、期が終わった後の理想の決算書をイメージし、今の行動がどのように決算書に影響するかを把握することが、経営の改善に有効になってくるのではないでしょうか。
多少違っていても、大枠の範囲で数字を把握しておくことが大切ですね。